TSのつぶやき

身の回りの英語の疑問や考察を綴っています

英語閑話

英語閑話 – 7 (バイク)

私たちが「バイク」”Bike”と言った場合、当然のように原動機(小型エンジン)付きの二輪車「オートバイ」を指すということに異論をさしはさむ余地はありません。この「オートバイ」というのは”Auto-bicycle”(オート・バイシクル)を短縮したものですが、実は和…

英語閑話 – 6 (肉と魚)

言葉と文化は密接に結びついています。その文化において、古来より身近にある物や、よく使う物には、その文化の言葉の中に必ずそれを一語で表す単語が存在します。 例えば食文化の中の「肉」”Meat”(ミート)で言えば、昔から肉をよく食す欧米人の使う英語には…

英語閑話 – 5 (アウト)

日常生活で「その発言は一発アウトだな。」とか「この様子では、結果はアウトでしょ」など、英語の”Out”(アウト)と思われる表現を使うことがあります。これらの文脈で使われる「アウト」は、「ダメ」や「禁止」の意味ですが、英語の”Out”(アウト)には、その…

英語閑話 – 5 (LとR)

前回に引き続き英語の発音の話題です。今回は、日本人が発音するのに苦労し区別することが難しいと言われている”L”と”R”を取り上げます。 もう50年以上前になりますが、中学で英語を習い始めたころ、教師から「日本人は”Rice”(ライス)『米』を食べていると説…

英語閑話 – 4 (MとN)

今回は”M”と”N”の発音について考えてみます。 これらを普通にカタカナ表記すると”M”は「エム」、”N”は「エヌ」となります。しかし、最後の「ム」と「ヌ」は子音単独の無声音なので、日本語の「ム」と「ヌ」とは異なり、両方とも「ン」という音になります。で…

英語閑話 – 3 (単複同形)

英語は単数と複数を明確に区別する言語で、英語の名詞(ここでは可算名詞の意)には単数形と複数形がある、と英語を習い始めたときに教えられ、面食らった記憶はありませんか。 一つの名詞につき、この複数形と単数形を使い分けるという概念は日本語にはありま…

英語閑話 – 2 (ジェンダーニュートラルな英語表現)

私が小学生の頃は、出席番号は男女別でしかも男子が最初でした。(つまり、出席番号1番は常に男子で最後は常に女子になります) また、アメリカではハリケーンに名前を付けているのですが、昔は女性名だけでした。当時を思えば、「そういうものだ」とあるがま…

英語閑話 – 1 (犬の服従コマンド)

私は犬を飼っています。体重37kgになる大型犬です。存在感があって、ぐっと抱きしめることができる可愛い奴です。 大型犬は、見てくれが大きく「襲われたり、咬まれたりしたら怖い」ので避ける人もいるようですが、人の脅威となったり人に危害を加えたりする…